毎月25日ごろ配信のARIA Solutionのメールマガジンから、人事労務関係についてわかりやすくお伝えするコーナー「【劇団ARIA】西野さん教えて!」をこちらのサイトでも紹介します。
*2024年11月25日配信のメルマガより
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◆【劇団ARIA】西野さん教えて!
このコーナーでは、社労士の西野さんに人事業務の初心者「カッパちゃん」が質問をしていく形で、手続き業務のワンポイントや仕事のコツをお伝えしていきます。
今回は
“産休とパパママ育休、どうしたらいい?!”
↓↓
小会議室で打ち合わせをしているカッパちゃんと西野さん。 何やら意気込みが感じられます。
西野さん(以下、西) 「それじゃあ、産休・育休のことについて打ち合わせを始めましょう」
カッパちゃん(以下、カ) 「はい。よろしくお願いします」
そう言ってカッパちゃんがペコリと頭を軽く下げました。
西「まず、どんな問い合わせが多いか、お互いに出してみましょうか」
カ「社内で聞かれるのは、ご本人からも上長にあたる人からも
・妊娠したのですが、どうしたらいいですか?(どんな手続きが必要ですか?) ・産休、育休を取りたいです(と言われました)
っていうのが多いかな。当たり前かもしれないけど」
西「これはそのまま、顧問先の人事担当者からも聞かれることだよね」
カ「うん。お客様からの問い合わせだと、ほかには……
・会社で初めて産休の希望が出たけど、何をどうしたらいいのか? ・男性社員から、『パパ育休を取りたい』と言われたけど、どうしたらいいのか? ・産休、育休の間の人員はどうしたらいいのか? ・手続きは自社でするのか社労士に頼むのか?
こんなことが多いかな」
西「パパ育休の相談も増えてきたよね」
カ「全体的に見ると、そもそも流れがわからないのかな?」
西「あぁ、そうかもしれないわね。
出産・育児のための休暇だから、産休→育休→復帰というシンプルな流れなんだけど、大がかりなものに思えてしまうのかもしれないね」
カ「うん。それに、出産する本人や配偶者だけでなく、職場の人たちにも関わることだもんね」
西「女性の場合は、妊娠から出産までに時間があるので、周囲の対応にもある程度時間をかけられるけど、パパ育休の場合は、『妻が出産しました! パパ育休取りたいです』と急に言われてしまうこともあるかもね」
カ「周囲の協力体制を作ってもらうためにも、女性にしても男性にしても、なるべく早く、上長や人事担当者に伝えておくといいよね」
西「事前に事情を聞いておけば、周りの人の心づもりができるしね。
本来は、出産だけでなく、病気や介護などにしても、そうなった時に『安心して休んでね』と言える職場づくりが必要だよね」
カ「それができるといいよね」
西「まずは、産休・育休について知ってもらうこと。 何かあったら社労士に連絡してもらうこと。そこから、始めていきましょう」
カ「はい!」
西「じゃあ、次は……」
カッパちゃんと西野さんの打ち合わせは、この後も続きました。
今まで男性しかいなかった職場だと、突然の育休希望にどうしたらよいか戸惑ってしまう会社もあります。
また、女性の場合は、妊娠の初期段階で体調がすぐれずに、数日から数週間、仕事を休むこともあります。
様々なケースがありますが、社員から「妊娠しました」「産休・育休を取りたいです」と言われたら、まずは顧問社労士へご一報ください。
弊社でも、産休・育休の対応をしております。 お気軽にお問合せください。
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