2024.11.12 劇団ARIAバックナンバー 給与計算ソフトのこまめな更新で、業務の二度手間とやり忘れを防ぐ!

毎月25日ごろ配信のARIA Solutionのメールマガジンから、人事労務関係についてわかりやすくお伝えするコーナー「【劇団ARIA】西野さん教えて!」をこちらのサイトでも紹介します。

2023年5月25日配信のメルマガから
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◆【劇団ARIA】西野さん教えて!

このコーナーでは、社労士の西野さんに人事業務の初心者「カッパちゃん」が質問をしていく形で、手続き業務のワンポイントや仕事のコツをお伝えしていきます。

今回は、

給与計算ソフトのこまめな更新で、業務の二度手間とやり忘れを防ぐ!”

という話です。

↓↓

それぞれの仕事を粛々と進めているある日のこと。

カッパちゃん(以下、カ)
「え~っ?! なんで~?!」

西野さん(以下、西)
「わっ、びっくりした。どうしたの? カッパちゃん」

カ「給与計算ソフトで新入社員の給与計算をしているんだけど、社会保険料が出てこない~(泣)
なんでだろう???」

西「社員マスターの画面で、保険料にチェック入れてる?」

カ「え?」

ハッとしたカッパちゃん。慌てて社員マスターの画面を開きました。

カ「あぁ、これか~! ここにチェックを入れないと保険料が反映されないんだった!」

西「そうなのよ。マスターの設定をちゃんとしておかないと、実際の給与計算の時に反映されないのよね」

カ「なんだぁ。ビックリしちゃったよ」

西「そろそろ算定基礎届や労働保険料の年度更新の時期だから、この機会に社員マスターの登録が整っているか、確認しておくといいね」

カ「どんなところを確認しておくといいの?」

西「給与計算ソフトによって設定が違うから、どの会社も同じというわけではないんだけど、よくあるのはこういうケース。

《労災と雇用保険に該当する人に、正しくチェックが入っていない》場合。

労災は雇われている人すべてが入るものだけど、雇用保険は必ずしもそうではないの。
条件があるからね。

そのため、通常は労災に入っている人数が、雇用保険に入っている人数より多いはず(または同じ人数)なのよね。

ところが、雇用保険の方が人数が多いことがあるので、『あれ? これはおかしいぞ』と気づくことができるの」

カ「なるほど~。
4月に入った社員の人も含めて、正しい人数になっているか確認しておこう」

西「そうね。新規登録する際にしっかり入力しておけば、あとで大変なことにならないよね」

カ「うん」

西「《社会保険の料率が改訂された時に、給与計算ソフトに反映していない》というのも、よくあるの」

カ「今年は3月から保険料率が変わるって、お知らせがあったね。
どのタイミングでソフトの保険料を変えたらいいのか、ちょっと困っちゃった」

西「社会保険を当月の給与から控除するのか、翌月の給与から控除するのかで、適用する時期が変わってくるから要注意だね」

カ「ほかにも気を付けておくことはある?」

西「そもそも《給与金額の変更を給与計算ソフトに反映し忘れている》っていうことも、ちらほら聞くよね。

給与にしても保険料にしても、何か変更があったら、都度確認してソフトに反映させることが必要だよね」

カ「あとでやろうと思っていると、たいてい忘れちゃうからね

西「人事系の仕事には《1年に1回行うもの》や、40歳になったら適用される介護保険みたいに《社員の状況によるもの》があるよね。

時々しかやらないことは、やり方を忘れてしまったり、見落としたりしてしまうから、毎月できることは随時やっておくといいんだよね」

カ「ソフトを使わないでExcelなどで管理している会社さんは、『まとめてやろう』と思っていると、さらに大変だろうね」

西「あとから訂正するのも大変だしね。
こうやって話が出た時が、確認や見直しのチャンス!
さっきの労災と雇用保険の人数、確認しておいてね」

カ「あ、そうだった。ほかの話をしていると、すぐ忘れちゃう!
このあとすぐ確認するね」

西「お願いね!」

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給与計算や労働保険料の管理は、細かいことが多く神経を使いますよね。

だからこそ、一度に一気に、ではなく、変更や改訂がある都度、こまめに更新しておくとよいでしょう。

こちらの記事を読んで気になることがあれば、いつでもご連絡くださいませ。

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