毎月25日ごろ配信のARIA Solutionのメールマガジンから、人事労務関係についてわかりやすくお伝えするコーナー「【劇団ARIA】西野さん教えて!」をこちらのサイトでも紹介します。
2023年5月25日配信のメルマガから~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◆【劇団ARIA】西野さん教えて!
このコーナーでは、社労士の西野さんに人事業務の初心者「カッパちゃん」が質問をしていく形で、手続き業務のワンポイントや仕事のコツをお伝えしていきます。
今回は、
“給与計算ソフトのこまめな更新で、業務の二度手間とやり忘れを防ぐ!”
という話です。
↓↓
それぞれの仕事を粛々と進めているある日のこと。
カッパちゃん(以下、カ)「え~っ?! なんで~?!」
西野さん(以下、西)「わっ、びっくりした。どうしたの? カッパちゃん」
カ「給与計算ソフトで新入社員の給与計算をしているんだけど、社会保険料が出てこない~(泣)なんでだろう???」
西「社員マスターの画面で、保険料にチェック入れてる?」
カ「え?」
ハッとしたカッパちゃん。慌てて社員マスターの画面を開きました。
カ「あぁ、これか~! ここにチェックを入れないと保険料が反映されないんだった!」
西「そうなのよ。マスターの設定をちゃんとしておかないと、実際の給与計算の時に反映されないのよね」
カ「なんだぁ。ビックリしちゃったよ」
西「そろそろ算定基礎届や労働保険料の年度更新の時期だから、この機会に社員マスターの登録が整っているか、確認しておくといいね」
カ「どんなところを確認しておくといいの?」
西「給与計算ソフトによって設定が違うから、どの会社も同じというわけではないんだけど、よくあるのはこういうケース。
《労災と雇用保険に該当する人に、正しくチェックが入っていない》場合。
労災は雇われている人すべてが入るものだけど、雇用保険は必ずしもそうではないの。条件があるからね。
そのため、通常は労災に入っている人数が、雇用保険に入っている人数より多いはず(または同じ人数)なのよね。
ところが、雇用保険の方が人数が多いことがあるので、『あれ? これはおかしいぞ』と気づくことができるの」
カ「なるほど~。4月に入った社員の人も含めて、正しい人数になっているか確認しておこう」
西「そうね。新規登録する際にしっかり入力しておけば、あとで大変なことにならないよね」
カ「うん」
西「《社会保険の料率が改訂された時に、給与計算ソフトに反映していない》というのも、よくあるの」
カ「今年は3月から保険料率が変わるって、お知らせがあったね。どのタイミングでソフトの保険料を変えたらいいのか、ちょっと困っちゃった」
西「社会保険を当月の給与から控除するのか、翌月の給与から控除するのかで、適用する時期が変わってくるから要注意だね」
カ「ほかにも気を付けておくことはある?」
西「そもそも《給与金額の変更を給与計算ソフトに反映し忘れている》っていうことも、ちらほら聞くよね。
給与にしても保険料にしても、何か変更があったら、都度確認してソフトに反映させることが必要だよね」
カ「あとでやろうと思っていると、たいてい忘れちゃうからね」
西「人事系の仕事には《1年に1回行うもの》や、40歳になったら適用される介護保険みたいに《社員の状況によるもの》があるよね。
時々しかやらないことは、やり方を忘れてしまったり、見落としたりしてしまうから、毎月できることは随時やっておくといいんだよね」
カ「ソフトを使わないでExcelなどで管理している会社さんは、『まとめてやろう』と思っていると、さらに大変だろうね」
西「あとから訂正するのも大変だしね。こうやって話が出た時が、確認や見直しのチャンス!さっきの労災と雇用保険の人数、確認しておいてね」
カ「あ、そうだった。ほかの話をしていると、すぐ忘れちゃう!このあとすぐ確認するね」
西「お願いね!」
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給与計算や労働保険料の管理は、細かいことが多く神経を使いますよね。
だからこそ、一度に一気に、ではなく、変更や改訂がある都度、こまめに更新しておくとよいでしょう。
こちらの記事を読んで気になることがあれば、いつでもご連絡くださいませ。
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